富田林市の屋根修理・屋根工事|瓦屋根の家の工事の選び方、部分補修・葺き直し・葺き替え・軽い屋根への変更の違いと費用

富田林市の屋根修理・屋根工事|瓦屋根の家の工事の選び方、部分補修・葺き直し・葺き替え・軽い屋根への変更の違いと費用

富田林市で瓦屋根の家にお住まいの方へ。割れた瓦の差し替えなどの部分補修、瓦を活かす葺き直し、新しい瓦や軽い屋根材への葺き替えの違いと選び方を整理しました。2022年1月に強化された瓦の留め付けの基準、瓦屋根の手入れの時期、工事中の暮らしへの影響、費用の目安、寺内町の許可や市の耐震補助も解説します。

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屋根工事

富田林市の屋根修理・屋根工事|瓦屋根の家の工事の選び方、部分補修・葺き直し・葺き替え・軽い屋根への変更の違いと費用

「業者に『もう葺き替えるしかない』と言われたが、本当に全部を替える必要があるのか」「割れていない瓦は、できれば活かしたい」「地震に備えて屋根を軽くしたいが、見た目が変わるのは気になる」——瓦屋根の工事は選べる方法が多いぶん、どれがわが家に合うのか迷いやすいものです。

富田林市には、大阪府で唯一の重要伝統的建造物群保存地区である富田林寺内町があり、瓦屋根の町家が通りに連なっています。寺内町の外でも、昭和に建てられた住宅などで日本瓦の家を見かけます。

この記事では、瓦屋根を直す4つの方法の違いと選び方、2022年1月に強化された瓦の留め付けの基準、手入れの時期、工事中の暮らし、費用の目安、富田林市の手続きと補助制度を解説します。

瓦屋根の工事は4つの方法から選ぶ

瓦屋根を直す方法は次の4つです。今の屋根に新しい屋根材をかぶせる「カバー工法」は、厚みと凹凸のある瓦屋根には基本的に使えません。

方法工事の内容防水シート・下地の板屋根の重さと見た目
部分補修割れた瓦の差し替え、ずれ直し、漆喰の詰め直し、棟の積み直しなど今のまま変わらない
葺き直し瓦を一度下ろし、防水シートと下地を整えてから元の瓦を並べ直す新しくするほとんど変わらない
新しい瓦への葺き替え古い瓦を撤去し、新しい瓦で葺く新しくする瓦の形や色を選び直せる
軽い屋根材への葺き替え瓦を撤去し、金属屋根などに替える新しくする大きく軽くなり、外観は変わる

瓦の下に土を敷いて据える古い「土葺き」の屋根は、葺き替えで土を取り除くと、新しい屋根材が瓦であっても屋根は軽くなります。

どれを選ぶかは「瓦」「瓦の下」「家」の3つで決まる

瓦そのものは、まだ使えるか

粘土瓦は割れや欠けがなければ長く使え、傷んだ瓦が数枚なら差し替えで足ります。セメントが主な材料のセメント瓦は、表面の塗膜が傷むと水を吸いやすくなります。古い瓦は今の製品と形や寸法が合わないことがあり、差し替え用が見つからなければ、代用できる瓦があるかも相談しましょう。

瓦の下の防水シートと下地の板は健全か

瓦屋根は、瓦とその下の防水シートの二重で雨を防いでいます。瓦が無事でも20〜30年ほどたった防水シートは傷んでいることがあり、天井の雨染みや下地の板(野地板)のたわみがあれば、葺き直しか葺き替えを考える段階です。

国土交通省監修の瓦屋根の改修のパンフレットでは、棟や軒先など傷みが一部なら部分的な改修、平らな部分(平部)の半分以上で瓦のずれや割れがある、棟がうねっているなど被害が広い範囲に及ぶなら、野地板や防水シートから替える全面的な改修という目安が示されています。

家の築年数と、地震への備え

1981年(昭和56年)5月31日以前に建てられた旧耐震基準の家では、重い瓦屋根を軽い屋根材に替えると建物の負担が減り、地震への備えになります。ただ、屋根を軽くするだけで家全体の強さが足りるとは限らないため、工事の前に耐震診断を受け、壁の補強などとあわせて考えると確実です(耐震診断・耐震リフォーム完全ガイド)。外観を大切にしたい家や寺内町の保存地区の家では、葺き直しや、防災瓦などの瓦での葺き替えも選択肢です。

2022年1月から、瓦は1枚ずつ留める基準に

2019年の房総半島台風で瓦が飛ぶなどの被害が多く出たことを受けて、建築基準法の告示(昭和46年建設省告示第109号)が改正され、2022年(令和4年)1月1日から瓦屋根の留め付け(緊結)の基準が強化されました。

項目改正前改正後
留め付ける瓦軒・けらばは端から2枚まで、棟は1枚おき。平部は定めなし軒・けらば・棟・平部のすべての瓦
留め方銅線・鉄線・くぎなどくぎやねじを使い、部位・瓦の種類・地域の風の強さに応じた方法で留める

改正後の基準が適用されるのは2022年1月1日以降に着工する新築や増改築で、今ある瓦屋根がただちに適合を求められることはありません。ただし国土交通省は、下地まで含めて屋根全体を葺き替える場合は、改正後の基準で葺き替えることが望ましいとしています。葺き直しや葺き替えを頼むときは、瓦の留め方を見積もりの段階で確かめましょう。

新しい基準は、2001年に業界団体がまとめた「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」の工法がもとになっています。国土交通省などの資料では、2001年より前に建てられ、その後に屋根を改修していない瓦屋根は、専門家による詳しい耐風診断が必要な例に挙げられています。

瓦屋根の手入れの時期の目安

瓦は長持ちしても、瓦を支える部分は年数とともに傷みます。

  • 漆喰(棟のすき間を埋める白い部分):10〜20年ほどでひびやはがれが出ます。放っておくと中の土が流れて棟が歪み、積み直しが必要になります
  • 防水シート:20〜30年ほどが交換の目安です。長雨のあとの天井の雨染みは、瓦の下まで傷んでいるサインです
  • 谷(屋根面どうしが合わさる溝)の板金:雨水が集まるため、古い板金のさびや穴に注意します
  • セメント瓦の表面:色あせてきたら塗装で守り、傷みが進んでいれば葺き替えを考えます
  • 台風・地震のあと:屋根には上らず、地上から棟の線の波打ちや瓦のずれを確かめます

目立つ傷みがなくても、10年前後に一度は専門家の点検を受けておくと安心です。

工事中の暮らしはどう変わるか

瓦屋根の工事は、住みながら進められます。

  • 期間:足場のいらない差し替えや漆喰の補修は1日〜数日、屋根全体の葺き直しや葺き替えは30坪程度の住宅で1〜2週間程度が目安です。雨の日は作業を止めるため、天候しだいで延びます
  • 足場と養生シート:窓を開けにくい、部屋が暗くなる、洗濯物を外に干しにくいといった期間があります
  • 音とほこり:瓦を下ろす音が出ます。土葺きの屋根は土ぼこりが屋根裏に落ちることもあるため、屋根裏の荷物は移すか覆っておきましょう
  • 雨とご近所への備え:瓦をはがした所は、その日のうちにシートで覆います。資材のトラックが止まる時間もあるため、日程はご近所に伝えておきます

屋根全体を葺き替えるときの工程は、松原市の屋根葺き替え工事完全ガイドでも紹介しています。

瓦屋根の工事の費用の目安

工事費用の目安
割れた瓦の差し替え2,000円〜(自社価格)
瓦のコーキング(ずれ止め)2,500円〜(自社価格)
瓦のずれ直しなどの部分補修3万円〜20万円程度
漆喰の詰め直し5万円〜30万円程度(自社価格4,000円〜)
棟瓦の積み直し10万円〜30万円程度
屋根の一部の葺き替え(下地の補修を含む)20万円〜80万円程度
屋根全体の葺き直し瓦の状態と屋根の面積を見てお見積もり
屋根全体の葺き替え(軽い屋根材への変更を含む)120万円〜220万円程度
足場(必要な場合)15万円〜25万円程度

※住宅の状態・工事範囲などにより変動する参考値です(屋根全体の工事は30坪程度の住宅の目安)。屋根が広い家や和瓦で葺き替える場合は、目安を上回ることがあります。正確な金額は現地調査のうえ見積もりをご確認ください。

葺き直しは瓦を買わないぶん材料費を抑えられますが、瓦を外して並べ直す手間と割れた瓦の補充がかかるため、葺き替えより大幅に安くなるとは限りません。小さな工事の料金はスマイル工務店の料金・費用ガイドで公開しています。

富田林市で工事の前に確かめたいこと

寺内町の保存地区での許可

寺内町の保存地区では、道路から見える外観を変える工事は、市の許可を受けてから着工します。瓦を金属屋根に替える、瓦の形や色を変えるといった工事は外観にかかわるため、許可までの期間も見込んで早めに市の文化財課へ相談しましょう。

耐震の補助と、屋根の修理だけに使える補助

富田林市は、1981年(昭和56年)5月31日以前に建てられた建物の耐震診断・耐震改修・除却の費用の一部を補助しています。申請は工事の契約より前に行い、受付は1月末まで(予算がなくなり次第終了)です。屋根の軽量化を耐震改修に含められるかは診断の結果と市の要件しだいのため、工事を決める前に市の住宅政策課へ相談してください。

一方、屋根の修理だけを目的にした工事には、今お住まいの住宅向けの市の補助金はないと、富田林市は公式サイトで注意を呼びかけています。国の「住宅省エネ2026キャンペーン」で屋根について対象になるのは断熱材を使う断熱改修で、遮熱塗料や断熱塗料を塗るだけの工事は対象外です。依頼先が市内の業者であることを条件にする制度を使う場合は、松原市のスマイル工務店に依頼すると対象外になるため、要件はご相談の際に一緒に確かめます。

下地まで替える工事の手続き

2025年4月からは、木造2階建ての住宅などの大規模な修繕・模様替にも建築確認が必要です。国土交通省は、屋根ふき材だけの改修は当たらない一方、屋根を構成する材をすべて改修する部分が屋根の水平投影面積の過半に及べば当たるとしています。垂木や野地板まで替えるなら、手続きの要否を見積もりの段階で確かめましょう。

依頼先を選ぶときに確かめたいこと

  • 使える瓦を実際に確かめ、部分補修・葺き直し・葺き替えを比べた理由を写真で説明してくれるか

  • 新しく葺く瓦の留め方が見積書に書かれているか

  • 寺内町の許可や耐震の補助の手続きまで相談できるか

  • 富田林市役所(代表):0721-25-1000(〒584-8511 富田林市常盤町1-1)

  • 富田林市公式ウェブサイト:https://www.city.tondabayashi.lg.jp/

スマイル工務店の富田林市での瓦屋根の工事

スマイル工務店は松原市天美西を拠点に、富田林市でも瓦屋根の修理と工事を承っています。代表は防水・屋根職人の出身で、施工は自社の職人が担当します。瓦1枚の差し替え(2,000円〜)や漆喰工事(4,000円〜)から葺き直し、軽い屋根材への葺き替えまで、瓦と下地の状態を確かめて、選べる方法を比べながらご説明します。

現地調査とお見積もりは無料です。工事の後は1年・3年・5年の無料点検を行い、施工内容に応じて5〜10年の保証をお付けします。お電話(090-3845-5771、年中無休 8:00〜20:00)または無料見積もりフォームからご相談ください。

まとめ

  • 瓦屋根の工事は、部分補修・葺き直し・新しい瓦への葺き替え・軽い屋根材への葺き替えの4つ。カバー工法は基本的に使えない
  • 傷みが一部なら部分補修、瓦の下まで傷んでいれば葺き直しか葺き替え。旧耐震の家は耐震診断のうえで軽量化も比べる
  • 2022年1月から新築などの瓦はすべて留め付けが必要に。全面の葺き替えでも新しい基準で葺くのが望ましい
  • 工事は住みながらでき、屋根全体なら1〜2週間程度が目安
  • 費用は瓦の差し替え2,000円〜から葺き替え120万〜220万円程度まで(参考値)。寺内町の許可や1月末までの耐震補助は早めに確かめる

傷んだ場所に合わせて直し方を選べば、瓦を活かしながら住み続けることもできます。富田林市で瓦屋根の工事に迷ったら、スマイル工務店へお気軽にご相談ください。

よくあるご質問

Q. 瓦屋根にもカバー工法は使えますか?+

瓦は厚みと凹凸があるため、今の屋根の上に新しい屋根材を重ねるカバー工法は基本的に使えません。瓦屋根では、部分補修、瓦を活かす葺き直し、新しい瓦や軽い屋根材への葺き替えの中から、傷んだ場所と範囲に合わせて選びます。

Q. 葺き直しと葺き替えは、どう選べばいいですか?+

瓦に割れが少なく、傷みが防水シートや下地の板にある場合は、元の瓦を並べ直す葺き直しが候補です。瓦の傷みが多い、差し替え用の瓦が見つからない、屋根を軽くしたい場合は葺き替えを選び、30坪程度の住宅で120万〜220万円程度が目安です(参考値)。

Q. 2022年に瓦の留め付けの基準が変わったと聞きました。今の屋根も直す必要がありますか?+

改正後の基準は2022年1月1日以降に着工する新築や増改築が対象で、今ある瓦屋根がただちに適合を求められることはありません。ただし国土交通省は、下地まで含めて屋根全体を葺き替えるときは、改正後の基準で葺くことが望ましいとしています。

Q. 屋根の工事中も、家で暮らせますか?+

はい、住みながら工事ができます。足場のいらない部分補修なら1日〜数日、屋根全体の葺き直しや葺き替えは30坪程度の住宅で1〜2週間程度が目安です。その間は足場と養生シートで窓を開けにくくなり、瓦や土を下ろす音やほこりも出ます。

Q. 富田林市の補助金で瓦屋根を直せますか?+

富田林市は、今お住まいの住宅の屋根の修理だけに使える市の補助金はないと案内しています。1981年5月31日以前に建てられた建物の耐震診断・改修・除却には補助があり、工事の契約前に申請し、受付は1月末まで(予算がなくなり次第終了)です。

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