羽曳野市のリフォーム補助金・助成金ガイド|耐震補助・介護保険・国の省エネ補助の使い分けと屋根・外壁の注意点
「親から受け継いだ古い木造の家を、補助金で直せないか」「屋根と外壁を塗り替えたいけれど、市から助成金は出る?」「母の介護に備えて、廊下とトイレに手すりをつけたい」——リフォームを考え始めると、まず気になるのが使える制度の有無です。
羽曳野市は、藤井寺市にまたがる世界遺産・古市古墳群を抱え、東部の山すそではぶどうの栽培も盛んなまちです。丘陵を開いた住宅地や古くからの集落には、築30年、40年を超える住まいも見られます。ただ、リフォームの補助はどんな工事にも使えるわけではなく、市の制度・介護保険・国の事業で、対象の工事も窓口も異なります。
この記事では、羽曳野市の公式サイトなどで確認できた制度をもとに、目的別の使い分け、申請の順番、依頼先選びで確かめたい条件を解説します。制度は年度ごとに見直されるため、申請前には各窓口で最新情報をご確認ください。
羽曳野市でリフォームに使える制度の早見表
| 制度 | 主な対象 | 相談・申請先 |
|---|---|---|
| 市の耐震関連の補助(診断・設計・改修・除却) | 1981年5月以前に建てられた木造住宅の耐震診断・補強など | 羽曳野市 建築住宅課 |
| 介護保険の住宅改修 | 手すりの取付け・段差の解消など | ケアマネジャー、羽曳野市 高年介護課 |
| 重度身体障害者住宅改造費助成事業 | 在宅の重度の身体障害のある方の住宅改造 | 羽曳野市 障害福祉課 |
| 住宅省エネ2026キャンペーン(国) | 窓や壁・天井などの断熱改修、高効率給湯器など | 事務局に登録した施工業者が申請 |
屋根・外壁の工事だけに使える市の補助金はありません
羽曳野市の建築住宅課は公式サイトで、「現在お住まいの住宅における外壁塗装や屋根の修理だけで利用できる羽曳野市からの補助金はありません」と注意を呼びかけています。「市の助成金で屋根が直せます」といった勧誘を受けたら、その場で契約せず、まず市に確かめてください。市は、地震に便乗した耐震関連の訪問営業にも注意を促しています。
傷みの原因が台風・強風など自然災害なら、補助金ではなく火災保険の風災補償で直せる場合があります(経年劣化は対象外)。保険の考え方は屋根修理に火災保険は使える?、屋根工事の内容と費用は羽曳野市の屋根修理・屋根工事ガイドをご覧ください。
羽曳野市の耐震診断・耐震改修の補助
市の補助は、木造住宅の耐震化の段階ごとに分かれています。
- 耐震診断:専門家が建物を調べ、地震への強さを「評点」で示す
- 耐震改修設計:診断結果をもとに補強の内容を決める
- 耐震改修:設計にもとづく補強工事
- 木造住宅除却:耐震性が低いと判定された古い木造住宅の解体
耐震改修の補助の主な対象は、1981年(昭和56年)5月31日以前に建てられた木造住宅(賃貸住宅を除く)で、耐震診断の評点が1.0未満のものです。所有者が住んでいる、またはこれから住む住宅に限られ、建築時期は登記事項証明書などで確認します。所有者の所得が一定未満であることや、市税などの滞納がないことも要件です。
いちばん大切なのは、工事の契約・着手より前に申請することです。市は、先に着手(契約)した工事は補助の対象にならないと明記しています。受付は原則5月上旬から始まり、予算に達すると途中でも締め切られます。補助額は年度や世帯の状況で異なるため、申請前に市の案内でご確認ください。
補強の方法には、壁や接合部の補強のほか、重い瓦屋根を軽い屋根材に替える「屋根の軽量化」が含まれることもあります。屋根の傷みも気になるなら診断の段階で伝えておくと、耐震と雨漏り対策を一度に計画できます。診断の流れや補強工事の費用感は耐震診断・耐震リフォーム完全ガイドで解説しています。
介護保険の住宅改修と障害者の住宅改造助成
要支援1・2、要介護1〜5の認定を受けた方の住まいで、手すりの取付け、段差の解消、滑りにくい床材などへの変更、引き戸などへの扉の取替え、洋式便器などへの取替え(付帯する工事を含む)を行うと、介護保険から住宅改修費が支給されます。支給限度基準額は20万円、自己負担は1〜3割です。原則は1人1回ですが、転居したときや要介護度が3段階以上上がったときは再び使えます。ケアマネジャーなどが作成する理由書を添え、工事の前に申請します。
羽曳野市では、事前申請のあと、市から着工承認の通知が届いてから工事を始めます。支払い方法は2通りです。
- 償還払い:いったん工事代金の全額を業者に支払い、工事後の手続きを経て、保険給付分(7〜9割)が本人の口座に振り込まれます
- 受領委任払い:利用者は自己負担分(1〜3割)だけを支払い、保険給付分は後日、市から施工業者に支払われます。市に受領委任払いの事業者登録をしている業者に依頼する場合に選べます
たとえば1割負担の方が20万円の工事をすると自己負担は2万円で、20万円を超えた部分は全額自己負担です。受領委任払いを希望するなら、見積もりの時点で業者の登録の有無を確認しましょう。
在宅の重度の身体障害のある方の住宅改造には、市の「重度身体障害者住宅改造費助成事業」もあります。対象者や助成の範囲は障害福祉課でご確認ください。
国の「住宅省エネ2026キャンペーン」
窓・断熱・給湯器の省エネ改修には、国土交通省・経済産業省・環境省が実施する「住宅省エネ2026キャンペーン」が使える場合があります。みらいエコ住宅2026事業、先進的窓リノベ2026事業、給湯省エネ2026事業などの総称で、羽曳野市の公式サイトでも紹介されています。ポイントは次の3つです。
- 申請するのは施工業者:事務局に「住宅省エネ支援事業者」として登録した業者が、住まい手に代わって交付申請をします。未登録の業者に頼んだ工事では使えません
- 期限は年内、予算がなくなれば終了:リフォームの交付申請は遅くとも2026年12月31日までで、予算の上限に達した時点で締め切られます。予算に対する申請額の割合は各事業の公式サイトで公表されています
- 二重取りはできない:対象が重ならなければ複数の事業を組み合わせられますが、同じ窓や同じ設備に重ねて補助を受けることはできません
補助の対象になりやすい工事の費用目安
| 工事内容 | 費用の目安 | 関係しやすい制度 |
|---|---|---|
| 手すり設置・段差解消などのバリアフリー改修 | 数万円〜30万円程度 | 介護保険の住宅改修 |
| 窓の断熱改修(内窓の設置など) | 5万円〜60万円程度 | 住宅省エネ2026キャンペーン |
| 給湯器の交換(エコキュートなど) | 15万円〜60万円程度 | 住宅省エネ2026キャンペーン |
| 耐震補強工事 | 100万円〜200万円程度 | 羽曳野市の耐震改修補助 |
| 瓦から軽い屋根材への葺き替え | 120万円〜220万円程度 | 耐震改修の一部として行う場合に検討 |
※住宅の状態・工事範囲・設備のグレードなどにより変動する参考値です。正確な金額は現地調査のうえ見積もりをご確認ください。補助の対象かどうかは各制度の要件で決まります。
申請の進め方と依頼先選びの注意点
申請でつまずかないための順番
- 目的をはっきりさせる:寒さ・段差・地震への不安など、解決したいことを書き出す
- 窓口に相談する:耐震は建築住宅課、介護保険はケアマネジャー、省エネ改修は登録事業者へ
- 見積もり依頼の時点で伝える:「補助を使いたい」と伝え、見積書・図面・工事前の写真などをそろえる
- 制度ごとの順番を守る:耐震の補助は先に契約すると対象外、介護保険は市の承認前に着工すると支給されないことがあります
- 完了報告まで行う:工事後の写真や領収書の提出を求める制度が多くあります
診断・設計・改修と段階を踏む耐震の補助は、年度の後半に動き出すと受付に間に合わないこともあります。
松原市の工務店に頼む場合に確認したいこと
自治体の補助制度には、市内に事業所がある業者への依頼を条件にするものもあります。スマイル工務店は松原市の会社のため、制度によっては対象外になる可能性があります。加えて、介護保険の受領委任払いは市への事業者登録、国のキャンペーンは事務局への事業者登録が前提です。ご相談の際は、使いたい制度に業者の所在地や登録の条件がないかを一緒に確認し、補助を使う場合と使わない場合の進め方をご提案します。水回りや内装の費用相場は羽曳野市のリフォーム完全ガイドもご覧ください。
羽曳野市の問い合わせ先
- 羽曳野市役所(代表):072-958-1111(〒583-0857 羽曳野市誉田4丁目1番1号)
- 羽曳野市公式ウェブサイト:https://www.city.habikino.lg.jp/
- 担当は、耐震関連の補助が建築住宅課、介護保険の住宅改修が高年介護課、障害者の住宅改造助成が障害福祉課です(代表番号から取り次ぎ)
スマイル工務店の羽曳野市でのリフォーム対応
スマイル工務店は松原市天美西を拠点に、隣接する羽曳野市で屋根・外壁・水回り・内装のリフォームを承っています。代表は防水・屋根職人出身で、工事は自社の職人が担当します。耐震改修にあわせた屋根の軽量化や、手すりと一緒に進める浴室・トイレの改修など、補助制度の使い方を含めてご相談ください。
現地調査とお見積もりは無料で承ります。無料見積もりフォームまたはお電話(072-289-5018/年中無休8:00〜20:00)でご連絡ください。工事のあとも1年・3年・5年目に無料で点検し、施工内容に応じて5〜10年の保証をお付けします。
まとめ
- 羽曳野市には、屋根や外壁の工事だけに使える市の補助金はない(市が公式に注意喚起)
- 1981年5月以前の木造住宅は、耐震診断・設計・改修・除却の補助を検討できる。申請は契約・着手の前に
- 手すり・段差解消は介護保険の住宅改修(上限20万円・1〜3割負担)。償還払いと受領委任払いがある
- 窓・断熱・給湯器は国の住宅省エネ2026キャンペーン。申請は登録事業者が行い、期限は遅くとも2026年12月31日
- 依頼先の所在地や登録が条件になる制度もあるため、見積もりの前に要件を確かめる
補助制度は、順番どおりに手続きをしてはじめて使えます。羽曳野市のリフォームで制度の使い方に迷ったら、スマイル工務店へお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
Q. 羽曳野市で、屋根の修理や外壁塗装だけに使える補助金はありますか?+
羽曳野市は、現在住んでいる住宅の外壁塗装や屋根の修理だけで利用できる市の補助金はないと公式サイトで案内しています。台風など自然災害による破損であれば、火災保険の風災補償で直せる場合があります。
Q. 羽曳野市の耐震改修の補助は、どんな住宅が対象ですか?+
1981年(昭和56年)5月31日以前に建てられた木造住宅(賃貸住宅を除く)で、耐震診断の評点が1.0未満のものが主な対象です。工事の契約・着手より前の申請が必要で、補助額は年度や世帯の状況で異なるため、市の案内で確認してください。
Q. 介護保険で手すりをつける場合、羽曳野市ではどのように支払いますか?+
事前申請をして市から着工の承認を受けてから工事を始め、支払いは全額をいったん支払う償還払いか、自己負担分(1〜3割)だけを支払う受領委任払いになります。受領委任払いは、市に登録した業者に依頼する場合に選べます。
Q. 国の住宅省エネ2026キャンペーンは、いつまで申請できますか?+
リフォームの交付申請は遅くとも2026年12月31日までで、予算の上限に達した時点で締め切られます。申請は事務局に登録した施工業者が行うため、依頼先が登録しているかも確認しましょう。
Q. 松原市のスマイル工務店に頼んでも、羽曳野市の補助制度は使えますか?+
制度によっては、市内業者への依頼や、市・事務局への事業者登録が条件になるため、使いたい制度の要件を事前に確認する必要があります。ご相談の際に要件を一緒に確認し、補助を使う場合と使わない場合の進め方をご提案します。現地調査・お見積もりは無料です。
お住まいのことでお悩みですか?
スマイル工務店では無料でご相談・現地調査・お見積もりを承っております。松原市・堺市など南大阪エリアは迅速に伺います。
※お電話でのご相談・お見積もりも無料です。松原市・堺市など南大阪エリアは迅速に現地へ伺います。



